
子どもに乗馬を習わせる時に親が知っておくべきこと
最終更新日 2022年11月21日 by lexia
お子様の習いごととして乗馬を検討しているお母様や、乗馬を習いたいお子様がいらっしゃるご家庭のために、親御さんが事前に知っておくと得な乗馬の知識について解説いたします!
小学校低学年から10年以上乗馬を習い、インストラクター経験のある筆者がお伝えいたします!
乗馬はお金がかかる習い事
よくネット上には、”乗馬はお金持ちじゃなくても楽しめるスポーツ!”など乗馬はお金をかけなくても楽しめることを謳った記事がありますよね。
確かに、楽しみ方によってはそこまで費用はかかりません。
しかし、実際はそうとも言い切れません。
子どもは大人よりも比較的上達速度が早く、向上心が高い子が多いので、「もっと上手くなりたい!」「競技会に出てみたい!」と考える子がほとんどです。
このように競技会に参加するには、基本的に自分の所有する馬で出場します。
もしくはリースといって、乗馬クラブの馬を借りて参加します。
馬の購入金額は、その乗馬クラブやどんなレベルの馬を購入するかによりますが、わかりやすく例えると日本車・外車と同じくらいです。
購入金額の明確な相場は無く、お安く購入できて大体150万、高いと1,000万単位とピンキリです。
それに加えて月々の預託料も10~20万円程掛かります。
そんなに費用をかけられない、という方向けに、”リース”制度が各乗馬クラブにございます。
リースとは乗馬クラブの馬を借りることで、自馬よりも費用を押さえられるシステムです。
まとめると、もし将来的にお子様を競技会に出場させる場合は高額な費用がかかりますが、競技会に参加しない場合、クラスアップを望まない場合はそこまで費用はかかりません。
ちなみに筆者は小学校4年生から自分の馬を持ち、障害馬術の競技会に参加してきましたが、お家が建つほどのお金がかかったそうです💦
乗馬は危険を伴う習い事
お父様やお母様には、乗馬は危険が伴うスポーツであることもお伝えしたいです。
どんな危険かというと、
- 落馬の危険性
- 馬に蹴られる・噛まれる危険性
の主に2つの危険性がございます。
落馬の際に頭を打ってしまったり、ひどいと骨折してしまう可能性もあります。
そんな怪我を防ぐために初心者さんやお子様な必ず騎乗時にエアーバッグという安全装置を着用し、インストラクターも細心の注意を払います。
また、一番怪我の発生率が高いのは馬から降りている時です。お世話の際に蹴られたり噛まれてしまうことも無いとは言い切れません。
もちろん怪我のないようにインストラクターや乗馬クラブのスタッフは指導しますが、お父様やお母様もこの危険性については把握しておくことをおすすめします。
筆者は小学生のころから沢山落馬して、怪我もしたことがありますが、全て自身の不注意で決して馬やインストラクターのせいというわけではありませんでした。
親御さんからも怪我には十分注意するようにお子様に伝えておくとよいでしょう。
乗馬はおしゃれを楽しめる習い事
乗馬はおしゃれを楽しめるスポーツでもあるんです!
他のスポーツとは異なり、乗馬専用のウェアや乗馬用品などが必要になります。
乗馬のブランドはほとんどがヨーロッパのメーカーのモノで、とてもおしゃれなデザインのアイテムで溢れています!
また、乗馬は人馬一体の見た目の美しさも非常に重要とされるスポーツです。
普段からおしゃれに気をつかっているお子様なら、きっと乗馬ファッションも楽しめるでしょう!
乗馬には単純に馬に乗る楽しさだけだけではなく、ファッションも楽しめる習い事でもあるんです!
乗馬の服装やブランドについて気になる方はこちらの記事をご覧ください!
乗馬はかけがえのないパートナーを作れる習い事
乗馬が他の習い事と異なるのは、愛馬というパートナーと一緒に目標に向かって取り組むという点です。
乗馬を始めると、自ずと馬に愛着が湧いてきます。
それは馬も同様で、何度もお世話やレッスンなどでコミュニケーションをとっているうちに相手のことを覚え、懐いてくれます。
言葉をかわせない馬と段々と絆が深まっていくのは子どもながらに感ずる部分があります。
上手く乗れた日もあれば、あまり上手に乗れなかった時もあるものですが、そんな積み重ねの中で愛馬との絆が芽生えます。
自分に懐いてくれると本当に可愛いですよ!!
そんな、子どもの時期に動物と関わり絆を深めていく経験は大人になってからも役立つでしょう。
乗馬という珍しい習い事だからこそできる貴重な経験です。
馬のとのコミュニケーションについて知りたい方はこちらの記事をご覧ください!
乗馬は誰でも楽しめる習い事
実は乗馬に運動神経は関係ないんです!
「うちの子はあまり運動が得意じゃないけど大丈夫?」
などとご心配頂く必要はございません。
ちなみに幼少期から乗馬を習っている筆者ですが、運動は全く得意ではありません。笑
乗馬を習っていた同世代の友達にも運動は苦手、という子も結構いましたよ!
どんな人が乗馬に向いているのか、以下の記事で詳しく解説していますので興味のある方はご覧ください!
まとめ
子どもに乗馬を習わせると、もし本格的に取り組む場合はお金はかなりかかりますし、その分危険性も高まってしまいます。
ですが、言葉を交わせない馬と絆を深め競技会で良い成績を収めるために一緒に努力するという経験は皆ができるわけではない貴重なものです。
乗馬という習い事でしかできない経験は大人になっても役立つことが多く、その点お子様に乗馬を習わせるのは大変おすすめです。
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