
【乗馬初心者向け】お股が痛くなってしまう女性必見!対策とおすすめグッズ
最終更新日 2023年2月24日 by lexia
「長時間鞍にまたがっているとお股が痛くなってしまう」
「人には言いづらいしレッスン中は我慢するしかないのかな。。」
とお悩みの方に向けて、元インストラクター(女性)が対策とおすすめグッズをご紹介いたします!
乗馬初心者さんや同じようなお悩みを抱えている方は、ぜひご参考にしてください!
筆者のエピソード
まずは筆者のエピソードを元に、お股を痛める原因についてをお話いたします。
共感する方がいらしたら是非読み進めてください!笑
小学生の頃から乗馬を習い、障害馬術の競技に励んでいた筆者(女性)ですが、乗馬を始めたての幼い頃はよく正反動やアブミあげ(あぶみ無しで馬に乗ること)をとにかく練習していました。
10分も正反動をとったりアブミあげをしていると血が出るほど痛めてしまい非常に嫌な練習だったのを覚えています💦
そもそも正反動やアブミ上げはなんのための練習だったのでしょうか?
一言でいうと、
馬に正しい姿勢でまたがり、コントロールする方法を学ぶ為です。
正しい姿勢とは、背筋を伸ばして坐骨と骨盤を立てた姿勢です。
そして正しい馬のコントロールとは、手綱を引っ張ったりムチや拍車を使うのではなく、脚や体の重心移動で馬を動かすことです。
乗馬は人馬一体のスポーツなので、ハミで口を引っ張ったり、拍車でお腹を傷つけたりして馬に無理やり指示を聞かせるものではありません。
もし自分が馬の立場だったら、人を乗せるのを嫌になってしまいますよね💦
人間は楽をしてしまう生き物なので、最初からムチや拍車をつけているとついつい使ってしまって、正しいコントロール方法を取得することができません。
自分の体の重心移動や、脚や坐骨の推進力で馬をコントロールする為の基礎的な練習が正反動やアブミあげなんです。
つまり、正反動やアブミあげでお股を痛めてしまう方は、正しい姿勢で馬に乗ることができていないのが原因の一つとして考えられます。
お股を痛める原因
先述した通り、お股を痛める原因の一つに正しい姿勢で馬に乗ることができていない点が挙げられます。
しかし、この他にも原因として考えられるものがあるので、以下それぞれご紹介いたします。
鞍が合わない
鞍のサイズが体にあっていなかったり、古い鞍を使っているとお股を痛めてしまう可能性が高いです。
鞍には前橋(ぜんきょう)という部位があり、このカーブが人間の骨盤と合わないと擦れてしまいやすくなります。
例えば、子ども用の鞍に大人が乗っていたり、大人用の鞍に子どもが乗っていたりすると、痛めてしまう可能性があります。

赤枠部分が前橋(ぜんきょう)です。
もともとの皮膚が弱い
敏感肌の方や、もともと痛みに強くない、という場合も考えられます。
ただでさえ痛みに強くない部位なので、女性の場合はなおさらです。
キュロットやインナーウェアが合わない
キュロットやインナーウェアのサイズや素材が合わず、痛めてしまっているというケースもあります。
インナーウェアやキュロットは、着用していてズレやすいなどの違和感があれば履き替えるなどして対応するとよいでしょう。
痛めない対策方法
それでは以下具体的な対策についてご紹介いたします!
①骨盤を立てて乗る
まずは骨盤を立てて、なるべく前橋に当たらないように意識してみましょう。
坐骨を鞍に立てるイメージで乗ると自ずと骨盤が倒れにくくなります。
②女性用パッド付きショーツを使う
もしもともとお肌が弱い方やすでに痛めてしまって馬に乗るのがきつい、という方には是非パッド付きショーツをおすすめいたします!
以下のパットは前橋部分や坐骨部分にゲルが内蔵されていて、とっても楽になりますよ。
③鞍を自分の体にあうサイズのものに買える
もしご自身の鞍をお持ちでない方で、将来的に乗馬を継続して習いたいとお考えの場合は一度検討してみると良いでしょう。
とは言え、鞍のお値段は平均50~80万円です。
決して安くはないお買い物なので、正しい姿勢で乗ってみたり色々試しても合わないと感じる場合はマイ鞍を考えてみることをおすすめします。
最後に
この記事では、馬に乗っているとお股に痛みを感じてしまう方に向けて、原因と対処法をご紹介いたしました!
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