乗馬体験当日までに知っておきたい注意点【初心者向け】

馬メディアレクシア | 乗馬体験当日までに知っておきたい注意点【初心者向け】 乗馬

最終更新日 2022年9月1日 by 馬メディアレクシア

この記事では、これから乗馬体験をする予定のある乗馬初心者さんや、乗馬を習いたい!と検討している方に向けて、元乗馬クラブインストラクターが知って得する豆知識を伝授いたします!
乗馬体験に行く前にこの記事を見ておけば、より楽しく、余裕を持って乗馬を体験できるでしょう!

乗馬体験って具体的に何をするの?

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「乗馬体験では具体的に何ができるんだろう?」
「かっこよく走れるのかな?」
と疑問に感じている方のために、まずは一般的な乗馬体験では具体的に何ができるのかご説明いたします!

  • 指導員の付き添いのもと馬に乗って並足(なみあし)をする
  • 並足で自然の中を外乗(トレッキング)する
  • にんじんをあげるなどの馬のお世話をする

一番最初の乗馬体験では上記の内容を40分〜50分程度で行うところがほとんどでしょう。
夏場の非常に暑い時期はサマータイムが適用され、少々時間が短縮される可能性もございます。

それでは上記3つの乗馬体験の内容について詳しくご説明いたします!

並足(並足をする)

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乗馬体験のメインである並足ですが、並足(なみあし)とは、馬にとって一番ゆっくりなペースの歩行のことです。
いち、に、さん、しのリズムで歩くので、馬の背中の滑らかな動きを気持ちよく感じることができますよ。
実際に馬に乗ると思ったより目線が高く感じるので、少々怖がってしまう方もいらっしゃいますが、指導員さんやインストラクサーさんが隣に付き添って一緒に歩いてくれるので安心してくださいね!
実際の並足の様子はこちらです。目線や感覚などがよく伝わります!

あくまで体験なので並足がレッスン内容のほとんどですが、何回かレッスンすると以下のように駈歩ができるようになり、乗馬を楽しむ幅が広がりますよ!

並足で自然の中を外乗(トレッキングする)

外乗とは、山道や海辺での乗馬のことを指します。通常は柵が張られた砂地の馬場という乗馬クラブ内の練習場で乗馬をしますが、自然豊かな乗馬クラブではこうした外乗の乗馬体験のサービスもございます。
以下のような山道で、みんなでのんびり並足で歩くことができます!

都内の乗馬クラブで外乗ができる乗馬体験は珍しいですが、北海道や軽井沢、千葉など都心から離れたところでしたら山や海辺で
外乗できますよ!

馬のお世話をして触れ合うことができる

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乗馬は単に馬に乗るだけではありません!
乗る前後のお馬さんのお世話を愛情込めて行うことで、お馬さんとコミュニケーションを図ることができます。
実は馬はとっても賢く、記憶力の高い生き物です!
人参をあげたり、お世話をきちんとしてあげると自分のことを覚えてくれますよ!
また、人間の人肌より2,3℃高い馬の体温に触れることで高いヒーリング効果も得られます。
最近ではホースセラピーという、馬とふれあい社会性を馬から学ぶメソッドもございます。
企業の社長さんがこのホースセラピーに取り組まれていることも多いそうですよ!

乗馬体験の中でするお世話は

  • 人参やリンゴをあげる
  • ブラッシングをする

のがメインとなるでしょう。
乗馬クラブに通い続けると、馬に乗る準備(馬装)を自分一人でできるようになったり、馬を引いて一緒に歩いたりできますよ!単に馬に乗るよりも案外お世話の方が楽しいという方も多くいらっしゃいます♪

乗馬体験の服装の注意点

続いては乗馬体験の際の服装についてご説明いたします!

乗馬体験の服装

ポロシャツもしくはTシャツなどの動きやすいトップス
履き慣れているジーンズなど動きやすい長ズボン
乗馬用ブーツもしくはヒールに窪みのあるスニーカー

こちらを守っていただければ特に乗馬体験では問題ないでしょう!
それぞれのポイントについて以下簡単にご説明いたします!

ポロシャツもしくはTシャツ

フリルやレースなどの大振りの装飾付きのトップスは馬具などにひっかけてしまう可能性があるため控えましょう。
また、オフショルや胸元がガッツリあいたトップスも安全面の観点から控えた方が良いです。
そして案外汚れがつきやすいので、白は控えるなど汚れてしまっても問題ないようなトップスをオススメします。

履き慣れているジーンズなど動きやすい長ズボン

一番オススメなのは、ユニクロのストレッチジーンズです!
お肌を保護するしっかりとした厚みもあり、伸縮性にも優れているので乗馬体験にはぴったりです!


しかし、わざわざ乗馬体験用に新しく購入する必要はないので、普段履き慣れているジーンズや、レギンスで全く問題ございません!
(レギンスは生地が比較的薄めのものが多いのでお股のあたりや膝の内側が擦れてしまいやすい可能性があります。
そのためレギンスで参加する場合はなるべく生地が厚めのしっかりしたものを選ぶと良いでしょう!)

乗馬ブーツのレンタルもしくはヒールに窪みのあるスニーカー

乗馬クラブによっては乗馬用ブーツの貸し出しを行なっているところもございますございますが、他の人が履いた靴を借りるのは抵抗がある、という方にはぜひヒールにくぼみのあるスニーカーを推奨致します。
ここが乗馬初心者さんに特に注意して頂きたいポイントです!この理由は2点あります。まず、乗馬の際には鎧(あぶみ)を踏んで鞍に座ります。この鎧は足の幅の一番広い箇所で踏むのですが、踵がついていないものだと引っ掛かりがないので、うまく鎧を踏むことができない、慣れていない初心者さんですとどんどん前に滑ってしまい危険な状態になってしまいます。

鎧が正しく踏めないと、鞍の上でうまく自分のバランスを取れないことはもちろんなのですが、最悪落馬の際に鎧が抜けず、宙ぶらりんの状態になって大怪我をしてしまう可能性があるんです。
ですので、鎧を正しく踏むためにも、踵のストッパーになるヒール付きのものを選びましょう。

2点目ですが、乗馬の際にはハーフチャップスと言ってふくらはぎ全体を保護する革製の簡易ブーツを履きます。(長靴という乗馬用ブーツもございますが、初心者さんの場合はたいていこちらのハーフチャップスの貸し出しがほとんどでしょう)
こちらのハーフチャップスは靴のヒール部分に引っ掛けて着用するものなのですが、そもそも靴の底が平らですと引っ掛けることができず、騎乗時に脱げてしまう・ズレてしまう可能性が高いです。
そうなると足を十分に保護することができず、怪我をしてしまう可能性がございますので、底が平らでないスニーカーをお選び頂いた方がベターです

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こちらがチャップスです!

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この様に鎧を足幅が一番広い部分で踏むのが正しい乗馬の騎乗姿勢です

以下の記事ではよくあるNGコーデ等を男女別でご紹介しております。
詳しく知りたいという方はこちらをご覧ください!
[clink url=”https://www.johnnfelsher.com/jyoubawear/”]

乗馬体験当日の注意点

続いて、乗馬体験当日に注意すべきことについて解説いたします!
豆知識として念頭に入れておくことをオススメいたします!

乗馬体験当日の注意点

香水や香りのきついものをつけていかない
乗馬体験後に体を動かす予定をなるべく入れない方が良い
虫除け対策は徹底的に!

以下それぞれのポイントを詳しく解説いたします!

香水や香りのきついものをつけて行かない

馬は鼻が利く動物です。犬並み、というほどではありませんが、あまり匂いのきつい香水をつけていくと敏感なお馬さんは嫌がる可能性があります。
馬や乗馬クラブの匂いは少々独特に感じますが、自然の匂いとして受け入れ、あまり香水を振りまかないことをオススメいたします😂

乗馬体験後に体を動かす予定をなるべく入れない方が良い

これはあくまでインストラクターとして乗馬体験をご指導させていただいた経験則を元にお話しするのですが、ほとんどの方が翌日には太ももの内側が筋肉痛になっています笑
乗馬では普段使わない筋肉を使用するので、筋肉痛になってしまう方が多いんです!
乗馬では揺れる馬体の上で体を安定させるために、太ももの内側の筋肉や腹筋・背筋を想像以上に使います。
慣れない最初のうちは尚更です。

なので次に体を動かす予定を入れておくとしんどくなってしまうかもしれないので、アドバイスとして覚えておくと良いでしょう笑

虫除け対策は徹底的に行う

大抵の乗馬クラブでは、春から夏にかけてハエや蚊がたくさんでます。自然豊かな良い証拠なのですが、乗馬クラブに行ったことがない方は最初は驚かれる方も少なくありません。なので虫除け対策は入念すぎるくらいが丁度良いです!
虫除けスプレーやかゆみ止めも当日の持ち物リストにいれておくとよいでしょう。

最後に

今回は乗馬体験当日までに知っておいたほうがよいことや注意点について解説いたしました!乗馬初心者さんの参考になると幸いです♪
乗馬体験に行く前にこちらの記事を是非読み返してみてください!

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