
馬術の競技会の服装を解説【2022最新版】おすすめ競技用ウェアもご紹介!
乗馬を楽しむ皆様の中には、本格的に競技会に参加する方、あるいは競技会出場を目指してレッスンに励む方も多いのではないでしょうか?
競技会に出場するにあたって、必要最低限の正装が必要となります。
競技によっては服装のルールがそれぞれ異なり少々ややこしい部分がございます。
今回はそんな競技会を目指す方のために、競技会の最新版服装規定をわかりやすくご説明いたします!
馬術の競技会ってなに?

馬術の競技には主に3種目ございます。
障害馬術競技
馬場馬術競技
総合馬術競技
以下それぞれどんな競技なのか説明致します!
障害馬術競技
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障害馬術競技とは、その名の通り障害物を10~13個飛び越えて、タイムと障害物の落下の減点数を競う競技です。
ジムカーナという地上横木をまたぐクラスから、大障害という高さ150cm以上の障害物を飛び越えるクラスまで5cmあるいは10cm刻みで競技のレベル分けがされております。
馬場馬術競技
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縦40mもしくは60m×横20mの長方形の馬場の中で、人馬一体の演技を行い技術の精度や美しさの得点を競う競技です。
決められた位置に配置された審査員によって、パーセンテージで数値化されます。
決められた演技を行う競技や、自分でセレクトした音楽に合わせて演技をするものの2種類がございます
総合馬術競技
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クロスカントリーと呼ばれる、野外アリーナで地形を利用した障害飛越コースを回ってくる競技、障害馬術競技、馬場馬術競技の3つの競技を3日間で行うのが総合馬術競技です。
1日目が馬場馬術競技、2日目がクロスカントリー、3日目が障害馬術競技で、3日間の合計得点を競います。
競技会ごとの服装規定

皆様が出場するのは上記2つの障害馬術競技と馬場馬術競技がメインになるかと思われますので、今回はこちらの2つの競技に焦点を当てて、服装のルールを解説致します!
障害馬術競技
日本馬術連盟競技会規定によると、以下のように決められております。
黒・紺・赤色或いは事前に許可を受けた色の上衣、白或いは小鹿色の乗馬ズボン、長靴、襟と袖口 が白のシャツ(女性は立て襟付きシャツ可)、白のタイの着用を義務づける。なお、下見についても同様とする。また、天候等により、競技場審判団の判断で上衣着用の義務を解く場合がある。ただし、上衣を着用しない場合は、白或いは色の薄い襟付きシャツ、白のタイとする。
参照:日本馬術連盟競技会規程 第21版
つまり、
黒・紺・赤のじょうらん(ショージャケット)
白もしくは子鹿色(ベージュ)のキュロット
競技用シャツ
が必須となります。

じょうらんや競技用シャツのカラーについてですが、少々曖昧ですよね。 近年黒や紺以外にも、ブラウンやグレー、ライトブルーなどの様々なおしゃれなカラーのじょうらん・競技用シャツが販売されております。
特に競技用シャツは多くの色のラインナップがございます。競技用シャツに関しては、アスコットタイ・ネクタイをつけられるものであればそこまで神経質になる必要はありません。 じょうらんにの下に着用するものですので、審査員もそれほどチェックはしない傾向が高いです。
お好きなデザインのものをお選び頂いてよいでしょう。
しかし、じょうらんに関しては、黒や紺を選んで頂くのが無難でよいでしょう。数年で競技会の服装規定が改定されるのですが、じょうらんに関してはカラーの規定が比較的変わりやすい傾向がございます。去年はこの色はOKだったけど、今年はルール違反、なんてこともありますので、長く着用する上では無難な黒・紺をお選び頂くことをオススメ致します。
Point 髪の毛が長い方や女性は、安全面からも髪の毛を縛っておいたほうがよいでしょう。 ネックレスやピアスなどは付けていて問題ございません! 男性は上記に加えてタイピンを用意しましょう。 タイピンは普段お使いのものでも構いません。
馬場馬術競技
馬場馬術競技に関しては、以下の様に規定されております。
黒または濃紺の上衣・ハット(ボーラーハット可)・白またはオフホワイトの乗馬ズボン・白のタイ・手袋・黒の長靴の着用を義務づける。なお、ジュニアライダー或いはチルドレンライダーの年齢に該当する選手の長靴は、皮革製品である必要はない。
参照:日本馬術連盟競技会規程 第21版
基本的には障害馬術競技と変わりませんが、比較的障害馬術競技の服装規定よりも厳しい部分がございます。
要点として以下のポイントが挙げられます。
黒または濃紺のじょうらん(もしくは燕尾服)
白もしくはオフホワイトのキュロット
白の競技用シャツ
白のアスコットタイ
白の手袋(グローブ)
こちらの5点はしっかりと準備しておきましょう。

競技用シャツ、キュロットなどは障害馬術競技と異なり、白色で揃えて置くのがよいでしょう。 見た目の美しさを競う競技でもあるので、きっちりとした正装を心がけましょう!
Point 髪の毛を結ぶ場合はネットを使用してお団子ヘアにします。 ポニーテールだと審判員さんに注意されてしまう可能性が高いので、結べる髪の長さの女性はきっちりとまとまったヘアスタイルで出場しましょう。
また、アスコットタイを着用する場合は、女性の場合でもタイピンが必要となりますので、 こちらも用意しておきましょう。 また、男性の場合も障害馬術競技と同様に、タイピンでしっかりとネクタイを止めましょう。
おすすめ競技用ウェア
さて、以下初心者さんにおすすめの競技用ウェアをご紹介致します! 以下のウェアや小物をそろえておけばまず間違いないので、是非チェックしてみて下さいね!
気になる商品がございましたら、ボタンをクリックして商品ページをご覧下さい♪
1.Tommy Hilfiger Equestrian じょうらん レディース
なんと皆さんご存知のトミーヒルフィガーから、Tommy Hilfiger Equestrian(トミーヒルフィガーエクウストリアン)という乗馬ブランドが出ているんですよ!こちらはそのトミーヒルフィガーエクウストリアンのレディースじょうらんです! 障害馬術競技ではもちろん、馬場馬術競技でも使用できます。 国内初販売品ですので、人と被りたくない方や、ワンランク上のハイセンスなじょうらんをお求めの方にオススメです。
また、Tommy Hilfiger Equestrianについてもっと詳しく知りたい方は以下の記事も読んでみて下さい!

2.Holland Cooper フルグリップキュロット
シリコンの滑り止めがついており、騎乗時の安定感をより高めることができます。 ハイウエストなのでスタイルアップ効果がありますよ♪シックで高級感があるデザインもおすすめです。
3.Spooks ナディア-ロングスリーブショーシャツ
長袖ですので肌寒い今の時期にぴったりです! ネイビーのデコレーションラインや胸元のロゴ刺繍がワンポイントでかわいいですよね♪ ハフリンガーMAXさんで購入できます!
4.アスコットタイII
こちらはマジックテープで簡単に着脱できるアスコットタイです。 お手頃なお値段なので、とりあえず買ってみようと考えている初心者さんにおすすめです! CAVALLO カバロさんで購入できます!
5.ANKY ライディング・グローブ 合皮手袋
白ですので、馬場馬術の競技会での使用はもちろん、練習でもご使用頂けます。 滑りにくい合皮素材を使用しており、 乗馬用品プラスさんで購入可能です!
まとめ
また、乗馬用品店レクシアでは、ワンランク上のおしゃれな競技用ウェアを扱っております。
「初めての競技会だからいつも以上におしゃれしたい!」
「人と被りたくない。。」
とお考えの方にピッタリです!
気になる方は以下競技用ウェアの商品一覧をご覧下さい♪
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