レクシア乗馬マガジン

【知らなかった8の事実】意外な馬の性格とは?

最終更新日 2022年7月31日 by lexia

乗馬・競馬に興味がある人や、乗馬体験を検討している人に向けて、この記事では馬がどんな性格なのか・馬の性格的特徴について乗馬歴10年以上の元乗馬クラブインストラクターが解説いたします!この記事を読めば馬の気持ちがもっとわかるようになります。

馬ってどんな生き物?


皆さん、馬にどんなイメージを持っているでしょうか?一般的には以下のように思い浮かべる方が多いでしょう。

  • 大人しい・臆病
  • 優しそう
  • 人に懐かなそう

結論から申し上げると、この特徴は半分正しく、半分は間違っていると言えます。
なぜなら、馬は私たち人間と同じようにそれぞれ個々の性格があるからです。のんびりしたマイペースな性格の馬もいれば、神経質で気の強い馬もいます。

また、競走馬と乗用馬(乗馬用の馬)で性格の傾向も異なります。
競馬は勝負の世界なので、競争心のあるような若くて負けん気の強い馬が多いです。
逆に乗馬では初心者さんや子どもを安心して乗せられるようなおっとりした性格の馬が多いです。

そして、人にあまり懐かない、ということもありません。後述しますが、馬は人のことをしっかりと覚えて識別しています。
懐きやすい人間が大好きな性格の馬もいれば、あまり人に心を開かない馬もいます。

ついつい『馬は大人しい性格」と固定観念で決めつけがちなのですが、馬と接する時はそれぞれのお馬さんをしっかりと見てあげることが大切です。

知らなかった!意外な馬の性格

馬は総じて大人しくて優しい性格、というわけではないとわかったところで、次に意外な馬の性格についてお伝えいたします!
以下お伝えするのはあくまでこんな性格の馬もいる、という事例紹介です。全ての馬に当てはまるわけではありませんよ。

急な物音・見たことがないものをとても怖がる


単に物音や見たことがないもの、といっても、「え、こんなことでそんなにびっくりするの?」と思うほど、馬はとってもビビりな生き物です。車の開け閉めの音や、草木がガサガサと揺れる音にはとっても驚きます。
また、青い色の障害物が苦手、という馬もいます。自然界にはないような人工物、見たことがないようなものには本能的に警戒心を持つ生き物です。

集団行動が苦手、他の馬が嫌いな子もいる


”馬は群れて暮らす生き物”と言いますが、実は他の馬と一緒にいるのが苦手は馬もいます。野生で暮らす馬は基本的に群れで生活し、社会性がありますが、幼い頃から1頭で調教されてきた馬の中には他の馬が近くにいることを嫌がる子もいます。特に牝馬(メスの馬)はオスの馬を嫌がる場合が多いです。なので他の馬が近くにいると耳を伏せて威嚇したりすることもあるんですよ!

一番の好物は人参、というわけではない


馬の大好物は人参だけではありません。むしろリンゴやバナナ、角砂糖を好んで食べる馬もいます。角砂糖はちょっとしたおやつにあげやすいので、乗馬クラブでも角砂糖をあげているお客様も多いですよ。
また、実はバナナも甘くて大好きなんです。甘い果物なら全般好きなのですが、食物繊維のとりすぎは腸によくないので皮を与えたりするのは控えたほうが良いでしょう。

記憶力に大変優れている


これはどの馬にも基本的に当てはまることですが、大変記憶力に優れています。例えば一度嫌なことをされたトラウマ的な場所には二度と近づかないようになりますし、自分のことを大切に扱ってくれる人のことを忘れません。そういった意味では人に懐くことも、人を嫌いになることもどちらの可能性も十分高いです。なので馬の扱いには十分気をつける必要があります。

人のことを識別して態度を変える馬もいる


記憶力に大変優れていることから、人のことを覚えその人によって態度を変える賢い馬もいます。例えば、「この人は自分にいつも甘いから、言うことを聞かなくても許してくれるだろう」と反抗的な態度を取ったり、「この人に逆らうと怖いからちゃんということを聞こう」という心理状況が働きます。思っている以上に馬は人間のことをよく観察しているんです。
馬に関わる時にはきちんと飴と鞭の区別をつけることが大切ですよ!

お腹の下やお股を触られるのが苦手


ほとんどの馬がお腹の下お股など皮膚の薄い敏感なところを触られるのを嫌がります。下手をすると蹴られたり噛まれたりして怪我をすることもあります。お手入れをする際や馬に触れ合う機会がある時は不用意に触るのは控えましょう。

短気ですぐ怒りやすい性格の馬もいる


馬は皆総じて大人しい性格、というわけではありません。短気ですぐに怒りやすい馬もいます。若くて血気盛んな競走馬に多い傾向にありますが、特に4月から7月の発情期の牝馬(メスの馬)は気分に揺らぎが生じ、競馬や乗馬のトレーニングでの集中力が落ちてしまう場合もあります。

緊張しやすいナイーブな性格の馬もいる


競馬や馬術の試合先で緊張してしまってプルプル震えてしまう馬もいるんです。そんな様子を見ると心が痛むのですが、環境の変化に対して繊細な馬も実はいるんです。

まとめ

ここまで馬の意外な性格や一面を8つご紹介させていただきました!いかがでしたでしょうか?
馬はみんな大人しい、というわけではなく、私たち人間と同じように1頭1頭の特徴や性格が存在します。馬と触れ合う機会や、乗馬体験がある際には固定概念で決めつけずに、馬のことよくみて観察してあげると良いでしょう。

以下の記事では乗馬初心者さんに向けて乗馬体験当日の注意点やアドバイスを解説しておりますので、ぜひ参考にしてください!

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