乗馬ウェアを長持ちさせる自宅でのお手入れ方法【保存版】

馬メディアレクシア | 乗馬ウェアを長持ちさせる自宅でのお手入れ方法【保存版】 乗馬

最終更新日 2023年7月13日 by 馬メディアレクシア

乗馬用キュロットやアウターなど、乗馬用ウェアは比較的お値段が立派なものが多いですよね。
その分「長く使いたい!」「型崩れさせたくない」という方は多いのではないでしょうか?
そんな方のために、乗馬ウェアを長持ちさせるご自宅でのお手入れ方法を乗馬用品店スタッフがご紹介します!
是非実践してみてください!

乗馬用キュロットのお手入れ方法

馬メディアレクシア | 乗馬ウェアを長持ちさせる自宅でのお手入れ方法【保存版】
近年の各乗馬ブランドから販売されているキュロットには、シリコングリップがついているものやレギンスタイプがございます。
そんなシリコングリップ付きのキュロットやレギンスをお持ちの場合は、以下のポイントに注意すると長持ちします!

洗濯は水洗いのみ

水道代節約のために、湯船のお湯を利用してお洗濯するという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、温水はシリコンの耐久性を弱めてしまうんです。
また、レギンスの最大の特徴でもあるストレッチ素材のスパンデックス繊維を傷め、毛羽立ちや毛玉が付きやすくなってしまいます。

なので、お洗濯の際は水を使用しましょう。

裏返して洗う

洗濯の際は裏返しにしてください。
シリコンの磨耗を防ぎ、キュロットやレギンスに使用されている金具を保護することができます。

これはキュロットに関わらず、その他の乗馬ウェアでもオススメのお手入れ方法です。

乾燥機は使用しない

乾燥機を何度も繰り返し使用すると色あせてしまう可能性がございます。
裏返しにして直射日光の当たらない場所で乾燥させると、色あせを防げるので、少々面倒ですが実践してみるとよいでしょう。

競技用ウェアのお手入れ方法

馬メディアレクシア | 乗馬ウェアを長持ちさせる自宅でのお手入れ方法【保存版】

淡色と濃い色のものは別洗いする

白や淡い色のシャツは温水(最大40℃)で洗うことができます。
その一方で、濃い色のシャツをまとめて温水で洗うと色移りしてしまう場合がございます。

なので、淡いカラーと濃いカラーの競技用ウェアは別々にお洗濯しましょう。

塩素入の洗剤は使わない

洗剤は上質なものを使用することをおすすめしますが、高価なものだと400mlで¥3,000にもなります。
「高すぎする!」という方は、塩素が含まれていない洗剤を選ぶとよいでしょう。
塩素系の洗剤やクリーナーは多くの競技用シャツの変色を引き起こす原因となるので避けてください。

乾燥機は使用しない

高熱は競技用シャツなどのデリケートな素材を痛めてしまいます。
なので乾燥機の使用はなるべく控えましょう。

また、お洗濯が終わった後、競技用ウェアを早く取り込むことも重要です。
長時間洗濯機に放置しておくと、シワがつきアイロンをしっかりかけなくてはいけなくなります。
先程申し上げた通り、競技用ウェアは高熱に弱いので、アイロンをなるべくかけなくてもいいようにするとウェアをより長持ちさせることができます。

その他乗馬ウェアのお手入れ方法

馬メディアレクシア | 乗馬ウェアを長持ちさせる自宅でのお手入れ方法【保存版】

パーカーやジャケットはチャックを閉めて洗濯する

チャック付きのパーカーやジャケットは、少々面倒ですがチャックを閉めて裏返してお洗濯すると型崩れを防ぐことができます。
特にスウェット素材のものはぞんざいにお洗濯にまわしてしまうと、よれたり型崩れしてしまう可能性が高くなるので注意してくださいね!

紐付きのトップスやスウェットは紐を結んで洗濯する

特に、紐の先に金具や装飾がついているものは両方の紐を結んでお洗濯しましょう。
紐を結ばないと金具が洗濯機の中で振られてしまい傷がついてしまいます。

また、紐を結び合わせないと紐を通す部分のヨレ・型崩れを引き起こし、着古した様に見えてしまいがちです。
ちょっと面倒ではありますが、するとしないとではかなり差が出るお手入れ方法です!

乗馬ウェアのお手入れQ&A

馬メディアレクシア | 乗馬ウェアを長持ちさせる自宅でのお手入れ方法【保存版】

競技用ウェアの汗ジミを防ぐにはどうしたらいい?

有効な方法は、アルミニウムを使用したデオドラント剤を使用しないことです。
アルミニウムは、黄色いシミとなる主な原因です。
デオドラント製品に含まれるアルミニウムが、汗に含まれる生体物質と反応すると、この黄色いシミができるのです。

なので、制汗剤を選ぶ際は、成分表示をよくみてアルミニウムが含まれていないか確認することをオススメします!

馬に汚されてしまった!馬場の砂汚れがついてしまった!そんな時どうする?

すぐに水または染み抜きで汚れを落としましょう。
染み抜きがある場合は染み抜きをつかうとベストです。
シミ抜き剤が手に入らない場合は、食器用洗剤、レモン汁、酢などを使い、軽く叩くようにシミにつけてください。
この時注意しなくてはいけないのは、強く叩きすぎないようにすることです。
圧力をかけると、シミを衣服の繊維の奥に押し込んでしまうことがあります。

シャツの襟に洗濯のりを使ってもいい?

乗馬用品店スタッフとしては、絶対にオススメしません💦
洗濯のりはシャツをパリッとさせる効果がありますが、同時に生地の劣化を早める原因にもなります。
糊がシャツの繊維に入り込むと、素材を傷つけ、時間の経過とともに繊維を破壊してしまうのです。

なので洗濯のりは使わない方がよいといえます。

白キュロットや薄手のレギンスの黄ばみの原因はなに?

実は白キュロット等に使用されるホワイトの繊維は、もともと黄色い繊維を白く染色しているものなんです。

なので、黄ばんでしまったというよりは、繊維の染色が剥がれて黄色い部分が目立つ様になってしまった、というのが黄ばみの元なんですよ!

漂白剤の使用過多

そんな黄ばみの原因に、漂白剤の使用過多が挙げられます。
塩素系漂白剤は、洗浄や消毒には最適ですが、使いすぎたり、ナイロン、マイクロファイバー、ポリエステル、スパンデックスなどの白い合成繊維に使用すると、黄ばみの原因になることがあります。
漂白剤が繊維を弱らせ、合成高分子を元の色である黄色に戻してしまうのです。

キュロットやレギンスには上記の素材が使用されていることがほとんどなので、漂白剤はあまり使用しないように気をつけましょう。

また、綿やテンセルなどの天然繊維でできた白い布地でも、塩素系漂白剤を多用すると黄色く変色することがあります。
綿が使用されるキュロットは珍しいのですが、部分的に使用されることもあるので素材についても購入の際にチェックしてみると良いでしょう。

そして、白い服を天日干しした際に、漂白剤を白キュロットや白いウェアに使用すると、紫外線による漂白作用が加わるため、黄ばむことがあります。
漂白剤を使用した場合は、あまり日差しの強いところに長時間放置しすぎないようにしましょう。

泥・砂汚れ

鉄やマンガンなどの金属を含む土や水が、生地と化学反応を起こし、黄褐色のシミになります。
例えば、山の土壌や岩肌の土などが該当するので、基本的に馬場の砂には使用されないので安心して頂いて大丈夫でしょう。
もし外乗やトレッキングにでかける際は、万が一落馬や転倒しても大丈夫なように白いウェアは避けたほうがよいでしょう。

すすぎ洗い不足

洗剤や柔軟剤の使用量が多く、すすぎが不十分な場合、衣類乾燥機の高熱で繊維に洗剤の成分がこびりついてしまい、グレーや黄色に染まってしまうことがあります。
綺麗にしたいからといって、洗剤や柔軟剤を推奨量以上に入れすぎないように気をつけましょう。

最後に

この記事では乗馬用ウェアを長持ちさせる自宅でのお手入れ方法について乗馬用品店スタッフがご説明いたしました!
大切な乗馬ウェアを長く着続けるために、是非上記のお手入れをお役立て頂けますと幸いです。

また、乗馬用品店レクシアではそんな乗馬ウェア・乗馬市場に精通したスタッフが揃っております!
是非当店ショップを覗いてみてくださいね♪

乗馬用品店レクシアはこちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました